ウエスタン州・ベインズバック・スキ



子供の頃にテレビで見たことのある大湿地帯、そして何万という数の水鳥、スピードボートで通り過ぎる たびに群れをなして飛び立つ水鳥たち、岸辺でこちらを見ている野性の鹿、そしてワラビー、慌てて川に 飛び込む野性のワニ、まさに大自然、テレビでしか見たことのない世界が目の前に広がるそんな世界が、 ベインズバックとスキ周辺だ。

ベインズバックやスキ周辺をボートでさかのぼる時には、ディズニーランドのジャングルクルーズさなが らの世界を味わうことが出来る、気分はまさに探検家。 スキの友人のところに泊めてもらい探検気分を満喫している時に、現地の人たちの野性との戦いを目の 当たりにした、彼らは毎日が探検であり、自然との戦いであり共存である。
彼らは、僕たちが買い物に行くのと同じように狩りに出かける。僕たちはせいぜい車に気を付けてね、 といった程度(失礼、僕が日本に住んでいた頃のことで、ここパプアニューギニアでは買い物に行く時には、 強盗に気を付けてね・・・・といった感じ・・・・)ですが、現地の人たちは体を張って狩りに出かけている、 丁度この時は隣のおやじさんが息子(10歳くらいの少年)をつれてヒクイドリ(ダチョウのような鳥) を捕まえに行くと言うことで出かけたのだがなかなか戻らない、翌朝になって子供だけが帰ってきたが、 何とおやじさんは狩りの途中にヒクイドリの逆襲に遭い相打ちとなり動けない状態になってしまったとの こと、何やらヒクイドリの強烈な前ゲリをくらい骨を折ってしまったようだ、村の仲間数人が救助に向かい 事無きを経たが、このような狩りの途中での事故はかなりあるようだ。
このおやじさんもなかなかだが、夜通しおやじさんの連絡のためにジャングルを戻ってくる10歳の子供 もなかなかのものだ。

私は、と言えば、狩りは危険だし野山を歩くのも何なので一番手ごろなフィッシング・・・・とは言っても ばかにはならない、何しろ1メートル級のバラマンディーが相手である。 この時は、バラマンディーは拝めなかったが、70センチ程度のアロアナが釣れただけで大満足。
まあ釣りならアロアナに蹴りを食らうことも噛み付かれることもないので安心安心。

ところでこの友達、パプア大学を出た秀才だが、何とワニを素手で捕まえる野蛮人なのだ、釣りをし ていたあたりでも夜になるとワニを見かけるようだが、ある日子分を引き連れ出かけると例によって スクリューに藻が絡み付き動かなくなってしまったらしい、この時にボートの傍にワニが出てきて、 なぜか彼は飛び込んでこのワニを捕まえてしまったらしい。 べつだん誰かがワニに襲われそうになったと言うことでもないのだが、ただただ飛び込んでワニを捕まえ てしまったらしい。どうせたいした大きさではないだろうと思いきや2メートルぐらいのワニだったとの事。
彼は捕まえて思わず、この大きさなら200ドルくらいかな・・・・だって。
パプアニューギニアでは、野性のワニを捕まえて輸出しているらしい。現地の人たちにとってはこの ワニ皮による収入が生活の支えにもなっているらしい。

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